猫の恩返しえぴそーど2

 

おはよう。

わたし、吉岡ハル。

猫の国にいって、帰ってきたとこ。

幸せーっ!な気分。

でもね。

やっぱり不幸な日々は続いていたのよ…。

屋上に降り立ったもののドアの鍵は閉まってるし。

おまけにまだ5時35分過ぎ。

ご飯も食べてないし。

あ〜あ、ガッコはじまるまでどーやってすごそーかしら…。

 

「みっなさんおっはよーござ…って、ハルぅぅううう〜!??」

「おはよ、ひろみ。」

ひろみが教室に入ってきた。

「えっえっえぇ?ハル、あんた今何時だか知って…る?」

「予鈴まであと1323秒、22,21…。」

「・・・寝不足ね。どうりで今日はたくさん幻覚見るはずだわ。」

「幻覚じゃないよおっ!ところで他に見た幻覚って?」

カバンを置いたひろみはこっちに向き直って話し出した。

「それがねぇ〜?夜中に猫がやってきてにゃーにゃー言ってるし、

なんか変な文字書いた紙くれるし、猫がいっぱいついて来るし!」

「は、はぁ…。」

 

あいつら。

まーまー、余計なことを。

猫の言葉がわかんないのは…?

そっか、わたしが特別なのか。

うん。

 

「ねぇひろみ。」

「ん?」

疲れ果ててるひろみにわたしはこう言った。

「猫の事務所を、訪ねてみたら?」

 


投稿者 2002/09/05  ゆか様


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